リッチクライアント

リッチクライアント

Web2.0時代を担う、使いやすく新しいクライアント技術を実現していきます。

いま世間では、「リッチクライアント」という言葉がもてはやされています。
もしくはRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)とも言われるこの技術の中心は、Flash技術であり、JavaScriptやCSS(カスケーディング・スタイル・ シート)と呼ばれる技術です。
これらの技術は、別段新しいものではなく、いや逆に古い技術に分類されるものでしょう。
ところが、これらの古い技術を中心としたリッチクライアント技術が、いま非常に注目されてきているわけです。
これはなぜでしょう?

その背景には、業務システムの進化が大きくかかわっています。
当初メインフレームといわれる巨大な中央コンピュータにデータを入力する程度だったクライアントは、Windowsの登場によって業務を処理する中心となります(ファットクライアント)。
しかしWindowsにインストールするアプリケーションは、バージョン管理や配布・互換性など、運用していく上で非常に手間がかかり、またブロードバン ドが普及しIT革命などの波のなかで、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)型のWebアプリケーションへと移行していきます。
この場合クライアントは、IE(インターネット・エクスプローラー)などのブラウザになり、アプリケーションを配布する問題などは軽減されますが、キーボードのショートカットも使えない、クライアントとしての機能は貧弱なものでした。
そこで登場したのが、RIA技術です。
RIA技術は、基本的にネットワーク経由でアプリケーションを配布するのはWebアプリケーションと同じですが、その操作性はファットクライアントのように高度になっています。
つまりファットクライアントとWebクライアントのいい部分をあわせたのがリッチクライアントというわけです 。

この歴史が物語るとおり、リッチクライアントで最も求められているのは、その操作性です。
ファットクライアントからWebクライアントへと移行したのは、ユーザよりも開発・運用側の論理からでした。
しかしリッチクライアントでは、そこにユーザビリティの復権が求められているのです。

アイコムシステックは、多くのWebシステムの開発の経験をもとに、以下に例示するようなリッチクライアントの特性を生かした開発により、ユーザビリティの高いシステム開発を重視しております。

RIAの中心技術Flash、そしてFlex、AIRへ

インターネットを普段利用されている方なら誰もが耳にしている技術であるFlashは、その普及率からリッチクライアントの中心的な技術です(現在97%以上のPCにインストールされています)。
携帯電話などにも搭載されているので、いまやPCを持っていない人でも知っている技術といえるのかもしれません。
Flashは、従来のアニメーションや簡単なゲームを作るためのツールから、最近のFlex環境の登場により、本格的な業務アプリケーションを構築するに足る環境が整いました。
またFlash技術を、ブラウザなしに利用できるAIRと呼ばれる技術も登場し、ますますその開発の範囲を広げています。
さらにAdobe社は、「LiveCycle」や「Flash Media Server」などの基幹技術や、AdobeのデザイナーツールとFlex技術の橋渡しをになう「Flash Catalyst」などの新しい開発環境を提供することで、RIA技術の中心としての位置をより強固なものにしています。

古くて新しいAjax

Ajax(一般にはエイジャックスと発音されます)という言葉は、割合最近登場してきた言葉です。
しかしこのAjaxの技術基盤は、JavaScriptとCSS、(X)HTMLといった、一般にホームページを作るのに使用する技術で、以前はDHTML(ダイナミックHTML)などと呼ばれていたものに近い技術です。
この技術は、以前はHPを飾る程度の使われ方でしたが、Googleマップなどのサービスの登場で、ページを遷移させずに書き換えながら、次々とコンテンツを表示する手法として広まります。
またブラウザ間のJavaScriptやCSSの違いを補うライブラリ(prototype.jsやjQueryなど)が登場したことで、Ajaxはさらに広まりました。
この技術の特徴としては、ブラウザ以外にユーザに必要となる環境がないということが挙げられます。

最先端を目指す.Net Framework

Microsoft Silverlight は、バージョン2が登場してから有力なRIA技術として注目されるようになりました。
それまでのお遊び程度の環境から、WPF(Windows Presentation Foundation)の技術を生かした強力なインターフェイス環境を備えるまでになりました。
これによりFlashの対抗馬に名乗りを上げたことになります。
今後この技術がどこまで普及していくか、注目されています。

巻き返しを図るJava

Javaは登場当時、Applet、Swingなどの当時の最先端の技術で、他よりも技術的に優位な部分がありましたが、当時のPCのパワーでは処理が遅く、クライアント技術としては、必ずしもマーケット的に成功したとはいえませんでした。
現在ではサーバでの開発が主戦場となっています。
しかしPCの高速化と、開発環境の整備により、再びクライアント技術にもアプローチを開始しています。
特にJavaFXの登場は、Java技術がFlash並みの表現力を備える可能性を提示しました。

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