ストレージ仮想化ソリューション

ストレージ仮想化ソリューション

過去のハードウェア資産の有効活用と、コスト削減を同時に実現していきます。

事業継続・ディザスタリカバリ(BC/DR)ソリューションのご紹介
インフラ最適化ソリューションのご紹介
連載記事「ストレージ仮想化について」

増え続けるデータと企業の悩み

世界経済の悪化は日本国内企業をも直撃し、各企業の経営状態に大きな影響を与えています。
それに伴い企業内の設備投資も大変厳しくなっていくことが予測されます。
一方、システムの多様化・データ大容量化等により、社内で保管すべきデータ量は増加の一途。
また災害時における事業継続への対応もステークホルダーより強く要望されています。
今後、企業サイドが望む対応は、既存のリソースを有効かつ効率的に 利用し、最小限の投資で最大限のパフォーマンスを発揮することが重視されます。

しかし、多くの企業で理想と現実の狭間で問題を抱えています。
もし、以下のような問題でお困りの方は、是非、一度アイコムシステックへご相談ください。

●バックアップについての問題

  • ファイルサーバ、DBサーバなど、日々のバックアップ作業を別々のソフトウエアで行っているため、作業が煩雑。
  • バックアップによるシステム運用停止時間が長く、所定時間内に終わらない。

●増え続けるデータについての問題

  • ストレージの増設のたびに発生するベンダコストが高い。
  • ストレージの使用率が低く、未使用の領域が多いが、これを有効活用したい。

●運用保守についての問題

  • ストレージのハードウエアリプレースの度に移行計画をたてるのが負担になっている。
  • 複数ベンダ社のストレージを使用しているので、運用ツールが複数存在して運用の負担が増している。

●障害・災害対策についての問題

  • 事業継続のため、災害対策(ディザスタリカバリ)環境の構築を行いたいが、専用線等の費用が高くて構築できない。
  • RTO(recovery time objective:目標復旧時間)、RPO(recovery point objective:目標復旧時点)を 0 にしたいが、ストレージの対策はRAIDのみで、コントローラや筐体に障害があった場合はシステムダウンを避けられない。

アイコムシステックは、ストレージ仮想化のご提案をいたします。

ストレージ統合/仮想化の概念図

ストレージ仮想化とはどういったものなのか、ストレージの接続形態とともにご紹介いたします。

ストレージ導入第一段階:DAS環境(Direct Attached Storage)

サーバ1台にストレージを接続した状態。ストレージ導入はここから入るのが通常です。

ストレージ導入第一段階:DAS環境(Direct Attached Storage)

この段階では、ストレージA,B,C,Dは、それぞれサーバA,B,C,Dからしか利用できず、ストレージの利用効率が非常に悪くなります。
たとえば、ストレージA,B,C,Dの容量がすべて同じ場合で、ストレージの利用率が上記の状態だとします。
ストレージ全体の利用率(ストレージA~Dの平均)は30%ですが、ストレージAがそろそろいっぱいになりそうです。
サーバAの容量を増やすには、ストレージAの増設しか解決方法がなく、ストレージ空き容量に無駄が生じ、利用効率の悪化につながります。

ストレージ導入第二段階:SAN環境(Storage Area Network)

DAS環境から1歩進んだのが、サーバとストレージの間にFCスイッチをはさんだこの段階。
この段階では、単一ストレージから複数サーバに容量を割り当てること、
逆に、複数ストレージの容量を単一サーバに割り当てることが可能です。
※) FCスイッチ:ファイバチャネルによって接続される、サーバとストレージ群を高速接続するスイッチ

ストレージ導入第二段階:SAN環境(Storage Area Network)

この段階なら、ストレージB,C,D の容量をサーバAに割り当てることが可能になり、DAS(Direct Attached Strage)での問題点は解決できます。
しかし、ここでも問題があります。
ストレージは通常、LUN(Logical Unit Number)という論理番号に区切られます。
たとえば、ストレージ1台が5TBの容量を持つとすると、扱いやすさの面から、1TB の LUN(Logical Unit Number) を5つ作成するなどし、
LUN(Logical Unit Number)ごとにサーバにドライブとして割り当てます(上記図の例参照)。
この容量とLUN(Logical Unit Number)の数は、ストレージの初期設定時に任意に決めることが可能ですが、
運用が始まると、構築しなおすことができません。
容量を追加するときは、使用中ドライブの拡張ではなく新規ドライブの追加という形になります。
上記例では、ストレージAのLUN 0(サーバAのDドライブ)が一杯になったら、ストレージBのLUN2をサーバAのIドライブとしてマウントすることで増設します。

ストレージ導入第三段階:ストレージ仮想化環境

SAN(Storage Area Network)環境に、SVM(Storage Virtualization Manager)を接続してストレージを仮想化した形。

ストレージ導入第三段階:ストレージ仮想化環境

SAN(Storage Area Network)環境での問題が、ストレージの仮想化によって解決します。
SAN(Storage Area Network)環境ではLUN(Logical Unit Number)単位でしかマウントできませんでしたが、ストレージ仮想化ではLUN(Logical Unit Number)をPOOLという形で仮想化し、そこから自由に必要な容量だけ ドライブとして切り出し、サーバにマウントさせることができます。
もちろん、仮想化した時点でLUN(Logical Unit Number) とは別の管理になるので、LUN(Logical Unit Number)の容量(上記例では1TB)以上の容量を持ったドライブ(上記例では、サーバAのOドライブ)の作成も可能です。
また、容量の拡張も自在に行えます。上記例ではサーバAのLドライブが1TB必要になった場合、LUN(Logical Unit Number)の追加によるドライブの追加ではなく、サーバAのLドライブを300GB→1TBに拡張することで対応が可能です。
その他にも、"SVM"では、ストレージ仮想化を応用し、様々な機能をご提供させていただきます。

※) DPM :Data Path Module の略。ストレージを仮想化する際に、アドレスのマッピング情報を保持します。これを利用することで、サーバにはエージェントを入れることなくストレージの仮想化が行えます。

アイコムシステックは、ストレージ仮想化技術を用いて
以下のようなソリューションをお客様にご提供いたします。

事業継続・ディザスタリカバリ(BC/DR)ソリューション

事業継続・ディザスタリカバリ(BC/DR)ソリューション

ディザスタリカバリとは、地震、水害、テロなどの災害が起こった場合に、スムーズに復旧させること、また、そのために必要なIT機器などを確保しておくことです。
事業継続とは読んで字のごとくですが、ITに関して言えば、万が一のことが起こった場合でも運用継続が可能なシステムを構築しておくことです。
その性格上、両者は切っても切り離せない関係にあります。
弊社の事業継続・ディザスタリカバリソリューションでは、システムダウンのリスクを極力低減した環境のご提案をいたします。

  • 世代管理機能
    システムダウンのうち、80%以上が人為的ミスによるものとされています。
    任意のタイミングでスナップショットを取得し、人為的ミスが起こる前の状態のドライブを容易に復元します。
  • バックアップ統合機能
    ローカルサイトに、管理者が指定する任意の時間間隔でバックアップを取得します。
    異なるサーバ/ストレージでも、一括でバックアップを取得することが可能です。
  • 高信頼環境構築機能
    サーバからのデータを、同時に2つのドライブ(通常利用、非常時用)に書き込むことで、完全同期バックアップを取得します。
    通常利用のドライブに異常があった場合、自動的に無停止で非常時用ドライブに切り替えます。
  • DR(災害対策)機能
    管理者が指定する任意の時間間隔で、遠隔地にシステム無停止自動バックアップを取得します。
    万が一、メインシステムのある拠点が、災害などにより拠点ごと運用できない状態に陥っても、バックアップを取った 時刻からの運用継続が可能となります。

インフラ最適化ソリューション

インフラ最適化ソリューション

ストレージの要件定義では、容量やスペックに余裕を見て計画を立てるのが一般的です。
しかし、実際に運用を開始してみると、ストレージの使用率が低かったり、アクセス数が想定より少なく、ストレージのスペックが過剰になったりと、リソースの無駄に消費されていることが多いのが現状です。
弊社のインフラ最適化ソリューションで、ストレージインフラの有効的な活用をご提案いたします。

  • ストレージ有効活用機能(シンプロビジョニング)
    シンプロビジョニングとは、サーバへマウントする容量を、実際の(物理)ストレージ容量より多くマウントできる機能です。
    これにより、ストレージの物理構成にとらわれないドライブの作成が可能になります。
    物理容量以上のドライブを作成可能にすることで、ストレージの使用率が向上します。
    また、マルチベンダ対応なので、あらゆるベンダのストレージが仮想化可能となり、幅広い選択肢の中から、要件に 合致したストレージをご選択いただけます。
  • ストレージ無停止リプレース機能
    ストレージのリース切れや買い替え時に、システムを停止することなくリプレースを行えます。
    移行工数も削減されます。
  • スループット向上機能
    ドライブを2台以上のストレージにまたがって作成することで、ボトルネックになりがちなストレージI/Oの負荷を分散し、処理性能を向上させます。
  • 開発/テスト環境提供機能
    開発/テスト環境の複製が容易に可能になります。サーバやアプリケーション設定、DBなどもそのままコピーでき、後はマウントするだけで、コピーした環境の利用が可能になります。

弊社ソリューションの特徴

  • マルチベンダ対応であること
    ストレージ仮想化を実現できる他社製品は、通常、ストレージを同一ベンダ製品で統一する必要があるため、低スペックでも充分な用途(ファイルサーバ等)であっても、高スペックストレージを使用する必要があり、コストの上昇に繋がります。
    しかし、弊社のご提案する仮想化アプライアンスの"SVM"は、どのベンダのストレージでも仮想化できる ため、幅広い選択肢の中からシステムの要求するスペックとコストに見合ったストレージを選ぶことが可能になり、トータルコストの削減に繋がります。
  • シンプロビジョニング機能
    シンプロビジョニングとは、サーバへマウントする容量を、実際の(物理)ストレージ容量より多くマウントできる機能です。
    ストレージ管理で最も管理者の頭を悩ませるのが、キャパシティプランニングです。
    システムの稼働状況を予測して最大値を見積り、それに見合うストレージを購入しますが、実際は使用状況が予測を下回ることが多く、平均して30%程度しか使用されていないと言われています。
    シンプロビジョニングを使用すれば、たとえば、最終的には20TB必要だが、さしあたって今は4TB必要だ、という場合に、実際の(物理)ストレージを4TB用意するだけで、サーバには20TBの容量をマウントすることができます。
  • 仮想化レイヤ部のオーバーヘッドが非常に短い
    仮想化にともなうレイヤ部のオーバーヘッドが0.02マイクロ秒ととても短いため、仮想化によるスループット低下はほぼ無視できます。

理想環境

理想環境

  1. ローカルサイトにシステム無停止自動バックアップ(非同期)を取得し、世代管理を行うことで障害対策/人為ミス対策が行えます。
  2. ストレージのブロックレベルでのデータ制御を行うので、アプリ、DB、ファイルの区別なくバックアップの一元管理が可能になります。
  3. 完全同期バックアップを取得し、高可用性環境構築を実現します。通常利用ドライブのストレージの物理障害時にも、無停止で非常時用のストレージに切り替え可能です。
  4. 遠隔地に非同期バックアップを取得することによる災害対策が行えます。
  5. シンプロビジョニング機能で、物理ストレージ容量以上の容量をマウントできることにより、初期投資を抑え、ストレージ容量が効率的に利用できます。
  6. リース切れ、サポート切れ等のストレージリプレース時に、旧ストレージから新ストレージへのデータ移行がシステム無停止で可能です。
  7. 2台以上のストレージに分散して1つのドライブを作成することにより、負荷分散を行い、処理速度を向上させることが可能です。
  8. 開発環境/テスト環境がドライブコピーで容易に作成可能。複雑な設定などもそのままコピーできるので、環境準備時間の大幅短縮になります。
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